こんにちは!クラーケン(@Wowdelicious)です。
QC検定3級合格のためのおススメ参考書をまとめました。
実際に、私が2級3級を受験したときに役に立った本を紹介します。
現時点で3冊紹介していますが、おススメ本があれば増やしていきます。
QC検定3級受験のためのおススメ本を紹介
3級受験の準備体操に最適なテキスト
4級を受験せずに3級から受験するのであれば、必読のテキストがあります。
「4級用テキスト(4級の手引き)」です。
→4級用テキストのダウンロードページへ行く
初めてQC検定を受験する人は読んだほうが良いです。
QC検定の雰囲気がつかめますよ。
4級テキストの内容の一例をあげてみます。
・仕事の進め方(PDCA、SDCA)
・標準化
・総合的な品質(QCD+PSME)
・マーケットインの考え方
・QCストーリー
・QC七つ道具
・5W1H
・三現主義
・5ゲン主義
・安全衛生の活動
・KYT
一例を見て、「余裕!説明できる!」って人は、読まなくてもOKですねー。すばらしい。
「あぁ、何か聞いたことあるけど、なんだっけ」ってレベルの人は一読を勧めます。
ちなみに、ページ数は44ページです。
3級受験に必須のテキスト
3級合格に必須のテキストと言えば、間違いなく「過去問」です。
とにかく「解きまくる」のみです。
「解きまくる」しか合格する方法はないのですが、もうちょっと補足説明をします。
QC検定は大きく「手法」と「実践」に分かれています。
(参考:QC検定3級の受験を強制された人向けの勉強方法を語る)
「実践」は4級用テキスト(4級の手引き)を読んで、過去問を解きまくれば合格間違いなし!
ですが、「手法」は過去問の解説だけでは理解できない部分があるかもです。
管理図を「使う」ことはあっても、「作る」ことはあまり無いですからねー。
もう少し詳しく統計学を学びたい人向け(2級への導入にも)
3級合格だけを目指すなら必要ないかもしれないですが、
余裕をもって合格したい人、もしくは、2級受験が視野に入ってる人におススメのテキストです。
この本の第0講にこんなことが書かれています。
本書の第一部の前半では記述統計を解説しますが、そこでは「標準偏差」に的を絞って徹底的にその意味を説明します。標準偏差と言うのは、「データが平均値の周辺にどのくらい広がりや散らばりを持っているか」と言うことを表す統計量です。筆者は、「統計学にとって最も重要な道具は標準偏差である」と理解していますが、多くの統計学の教科書では定義と計算法を説明する程度で流していってしまいます。それでは、学習者は「標準偏差とはなんぞや」ということを「体でわかる」ことができません。
しかし、標準偏差のことを十分に体感してないと、その先に展開されている正規分布やカイ二乗分布やt分布を利用した推定統計の方法論に出会ったとき、いったいそれが何をやっているのかうまく飲み込むことができなくなります。それで多くの人が統計学に挫折してしまうのだと思うのです。
「完全独習 統計学入門」から引用
標準偏差の重要性が伝わってきますね!
標準偏差でつまずくと、正規分布やカイ二乗分布やt分布を利用した推定統計もつまづいちゃう!って書いてありますね。
つまり、2級の出題範囲である「検定と推定」でもつまづく可能性が高いです。
きちんと基礎から勉強したほうが良いです。
2級だと「検定と推定」は絶対出題されますしね。
ちなみに、標準偏差は3級の試験でも出題されるので、興味がある人は読んで損はないです(興味があれば)。
「検定と推定」を克服したい人は必読です!
amazonで「なか見!検索」可能です。
まとめ
QC検定を初めて受けるなら4級のテキストは必読です。
3級合格には過去問を解きまくりましょう。
(管理図や標準偏差は過去問とは別で勉強が必要かもしれませんが)
2級を目指すなら「完全独習 統計学入門」がおススメです。